【目が疲れると肩がこる?】

 眼の中には水晶体とよばれるレンズがあり、これが厚くなったり薄くなったりすることでピント調節をしています。

遠くを見るときは水晶体が薄くなり、近くのときは厚くなります。

 この調節を行っているのが毛様体筋、という筋肉になります。

手元にピントを合わせる際にはこの毛様体筋のなかの輪状筋(ミュラー筋)が緊張を続けていることが必要です。

 毛様体筋の動きに指令を出すのは自律神経のなかの副交感神経系と言われています。

つまり、近くにピントを合わせようとしている間、眼の中では副交感神経系が優位になっている状態と考えられます。

 特に加齢によって水晶体が固くなり、調節のために毛様体筋の緊張をさらに必要とする年齢になると、この傾向は強くなってきます。

 人間の体は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。

副交感神経系だけが優位になっている状態が続いてしまうと自律神経の乱れにつながります。

 そのために体は、バランスを取ろうとして交感神経のほうを優位にしようとします。

交感神経系が刺激されることで今度は全身の緊張がおこり、これが肩こりや頭痛につながると考えられます。

 つまり、ピントの調節に必要な調整を眼鏡等によって正しく行わないと、眼の疲労のみならず、肩こりや頭痛にもつながりかねないのです。

 また、眼の中でピントの調節がうまくできないせいで、体の位置を動かして補正しようとして猫背や逆にのけ反るような姿勢になってしまうなど、見え方の問題は体の姿勢にも影響してしまいます。

 背骨がきれいなS字を描く姿勢が私たち人間にとって負担のない姿勢ですが、前かがみや後ろに反ることで頭の重みを支えるために肩・首・腰の筋肉は常に緊張を強いられることになり、疲労性の硬縮を起こして、コリや疲れにつながる原因となる場合があります。

目の疲れ(眼精疲労)を抑えるための対処法4選

①ツボのマッサージ

②眼球運動

③まぶたを温める

④パソコンの使い方を見直す

①ツボのマッサージ

目の周辺には多数の血管が張り巡らされており、これが目の酷使による血行不良の原因でもあります。

しかし、目の周辺にはツボがいくつも存在する点に注目です。ツボ押しによって眼精疲労を軽減していきましょう。

頭痛が酷いときに押して欲しいのがこめかみの窪みにある太陽と呼ばれるツボです。

眼精疲労の緩和と共に頭痛にも効果的なツボといわれています。

指の腹でじっくりと押し込むのがポイントです。

涙袋の中央に位置する承泣というツボは眼精疲労によく効くツボなのでこちらも押してみてください。

②眼球運動

眼球運動は眼球を意図的に動かすことで目の働きを活性化する効果があるとされている運動です。

眼精疲労はパソコンの画面などの凝視によって目が疲労し、眼球周辺の筋肉が強張ります。

眼球運動によって眼球を動かすと強張った筋肉がほぐれていくというわけです。

やり方としては目を大きく見開いた状態からぐるりと眼球を回しましょう。時計回りと反時計回りを数回ずつやったら、目を閉じて休ませてください。

腕を前に真っすぐ伸ばし、親指を上げた手を目だけで見つめる眼球体操も有効です。

親指をじっと見つめたら手を上下左右に動かします。

首を固定したまま、眼球の動きだけで親指を追いかけましょう。

③まぶたを温める

眼精疲労は肩こりと同様に目の周辺の筋肉が血行不良に陥ることも原因のひとつです。

血行不良に陥った筋肉は強張り、縮んでしまっている傾向にあります。強張った筋肉をほぐすには温めるのが効果的であり、これは目の周辺の筋肉も同様です。

目の周辺を温めるなら、特に多くの血管が張り巡らされているまぶたを加温しましょう。

まぶたを温める手段としては、蒸しタオルや温めて使うタイプのアイマスクが効果的です。

タオルやアイマスクの温度が熱過ぎると火傷するので、40度前後に留めておきましょう。

④パソコンの使い方を見直す

眼精疲労の根本的な解決を望むなら、パソコンの使い方を改めましょう。

一時的に眼精疲労が収束したとしても、再びパソコンの画面を凝視する生活を続けてしまうと眼精疲労は再発します。

こうならないためにはパソコンの作業で目が疲れないように対策することが重要です。

1時間ごとに席を立ち、パソコンの画面から目を離します。

モニターの明るさをこまめに調節して、過度な光が眼球にあたらないように注意してください。

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